甲子園初満塁機に「この時を待っていた」清宮の打てるメンタル

[ 2015年8月15日 10:53 ]

<東海大甲府・早実>3回無死一塁、清宮は甲子園第1号となる勝ち越し右越え2ランを放つ
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第97回全国高校野球選手権第10日・3回戦 早実8―4東海大甲府

(8月15日 甲子園)
 3回の初本塁打に続き、6回には2死満塁から走者一掃の右翼線二塁打も放った早実・清宮。甲子園で初の満塁機について「やっぱり来たかって感じですね、この時を待っていたって感じです」とプレッシャーをみじんも感じていないかのような口ぶりで振り返った。

 カウント2ボール1ストライクのバッティングカウントから低めに入ってきたチェンジアップにタイミングを合わせ、火の出るようなライナー性の当たりを右翼線へ。二塁ベース上ではしてやったりの笑顔を浮かべていたが「打ってやったぞって感じですね。狙っていたチェンジアップが来たので。ちょっと先っちょでしたけど、理想のバッティングだと思います」と自画自賛した。

 3番・清宮、4番・加藤のアベックアーチに加え5番・金子も2安打1打点でクリーンアップ3人合計で7安打7打点。「金子さんもきょうはちょっといい守備に阻まれたりとかしてましたけど、いい打球いつも打ってくださるので、トリプルKで頑張っていきたいです」と好調な主軸で引っ張る意気込みを語った。

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