東海大相模・小笠原「ペース配分考えながら」でも149キロ

[ 2015年8月15日 16:30 ]

<遊学館・東海大相模>6回2死一、二塁、遊学館・小孫を三振に仕留め吠える東海大相模・小笠原

第97回全国高校野球選手権第10日・3回戦 東海大相模11―2遊学館

(8月15日 甲子園)
 8回2失点の好投を見せた東海大相模の小笠原は「序盤から飛ばしていこうと思ったんですけど、イニングが後ろに7イニングとかあるので、ペース配分を考えながら投げました」と救援で登板した初戦・聖光学院(福島)戦との違いを口にした。

 聖光学院戦では自己最速を更新する152キロをマークした一方、先発したこの日も2回1死走者無しの場面で対決した中村康汰内野手(2年)への5球目が149キロを計測。「(先発だと)フルにいくのは難しい」としながらも150キロ近くをたたき出す能力の高さを見せつけた。

 門馬監督は「遊学館の打線も非常に積極性があったので、そういった部分ではかなり小笠原にもプレッシャーがかかっていたと思います」と重圧があったことを認め「よく投げたと言って良いか?」と問われると「また次頑張ってほしいと思います」と次戦以降にも期待をかけた。

 9回からは2年生の北村が甲子園初登板。最速146キロをマークするなど1回1安打無失点に抑えた。指揮官は「もう1人ピッチャーいますけど、いい順番、いい形でマウンドに上がってくれればいいかなと思っています」と吉田、小笠原だけではない投手陣を誇った。

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