やっと今季初出場…和田1安打 中日連敗3でストップ

[ 2015年5月26日 22:11 ]

5回裏、中日・和田が左前打を放つ

交流戦 中日4―3ソフトバンク

(5月26日 ナゴヤD)
 通算2千安打まで残り15本と迫った昨年8月に、死球で右手を骨折して離脱。調整が遅れていた中日の和田が、今季初出場で1安打を放った。止まっていた記録への時計の針がようやく進んだ。

 ナニータが腰痛で登録を抹消され、平田が練習中に体の違和感を訴えた影響などで、いきなり「5番・左翼」で先発。「出場する準備はしてきたが、(記録を考える)余裕はない」。緊張感を漂わせる中でも、鋭い振りは健在。3打席目に、変化球にタイミングを崩されながらもしっかり体を残して左前に運んだ。

 チームの連敗は3で止まった。左翼の守備も危なげなくこなした。谷繁監督は「これまでの実績はあるし、ファームで試合にも出ているので試合勘も大丈夫だ」とほっとした様子だった。

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2015年5月26日のニュース