東大、13年ぶりの勝ち点奪取ならず…浜田監督「実力差が出た」

[ 2015年5月26日 05:30 ]

<東大・法大>試合に敗れ引き揚げる東大ナイン

東京六大学野球春季L第7週最終日 東大0―6

(5月25日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、法大が東大を6―0で下して2勝1敗で勝ち点4とした。柴田圭輝内野手(3年)が決勝打をマークし2投手の継投で逃げ切った。1回戦で5年ぶりの勝利を挙げた東大は02年秋以来の勝ち点奪取はならなかった。優勝は早大、慶大に絞られており、30日からの最終週、早慶戦で早大が1勝すれば6季ぶりの優勝、慶大が連勝すれば6月1日に優勝決定戦が行われる。

 東大は1回戦で連敗を94で止めたものの、02年秋以来13年ぶりの勝ち点奪取はならなかった。打線は7安打も今季6試合目の零敗。先頭打者が5度出塁しながら決定打を欠いた内容に浜田一志監督は「実力差がそのまま出た。相手投手もピンチはギアを上げてくる」と振り返った。

 先発の山本俊は5回1/3を7安打5失点で今季4敗目。「球威が落ちた時に頼れる球種が直球しかなく、直球を狙われて大量失点につながってしまう」と悔やんだ。飯田主将は秋のシーズンに向けて「(1勝に)満足することなく、順位を1つでも上げられるように、全員がそういう意識で練習していく」と前を向いていた。

 ▼法大柴田(4回に決勝打)(4番の)畔上さんの送りバントは見たことがなかったので、絶対に走者を還そうと気合が入った。

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