「法政三羽ガラス」の富田勝氏が死去 南海、巨人などで活躍

[ 2015年5月26日 22:34 ]

南海時代の富田勝氏

 南海(現ソフトバンク)や巨人、日本ハムなどで内野手として活躍した富田勝(とみた・まさる)氏が26日午後5時32分、肺がんのため大阪市の病院で死去した。68歳だった。

 法大時代は三塁手として活躍。田淵幸一(68)、山本浩二(68)の両氏とともに「法政三羽ガラス」と呼ばれるなど活躍し、68年ドラフト1位で南海に入団した。

 プロでは計4球団を渡り歩いた。72年オフに巨人にトレードされ、76~80年は日本ハム、81年は中日でプレー。翌82年限りで現役を引退し、野球解説者の傍ら少年野球の指導などもしていた。

 プロ野球でも史上2人目の全球団本塁打を達成。通算13年間で1303試合に出場、1087安打、107本塁打、451打点、126盗塁。打率・270、オールスターにも2度出場していた。

 大阪府出身。通夜は28日午後6時から、葬儀・告別式は29日午後1時から大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115、大阪市立やすらぎ天空館で。喪主は長男大介(だいすけ)氏。

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