【川崎宗則チェストーーク1】真夜中の電話で昇格…ドタバタ移動

[ 2015年5月26日 10:40 ]

今回も突然の昇格で、バタバタの移動

 米球界4年目に入ったブルージェイズ・川崎宗則内野手ーでのプレー、そしてマイナーで対戦した日本人選手の話など、今回も話題満載です。24日(日本時間25日)のマリナーズ戦では今季初安打をマーク。試合後に主力選手の故障からの復帰に伴い、再び3Aバファローへの降格を告げられたが、どこで野球をやろうと、川崎は常に前向きだ。

☆ロッカーは…またラテンの島に

 今回のメジャー昇格も、またいきなりでした。21日の夜、マイナーで試合を終えてホテルで寝る準備をしていたら、夜中の0時ぐらいに3Aの監督から電話が…。「あすトロントに行ってくれ。朝7時半にロビーに迎えに来るから」って。え~、バットもスパイクも球場に置きっぱなしだよ、と思ったら、そこはさすが。既にクラビー(クラブハウスの用具係)がまとめてホテルに届けてくれているとのこと。アメリカ人は動く時は本当に早いね!

 そこから準備で、眠れたのは4時間弱。翌朝、トレドという町から車で1時間ほど走って、デトロイトの空港からカナダのトロントへ。本拠地球場のロジャーズ・センターに着いたのはいいけど、「ミスター方向音痴」の僕だけに選手の入り口が分からない。駐車場を2、3周して中へ。ギボンズ監督にあいさつすると、僕の顔を見るなり、ニヤリ。あの顔は即スタメンと思ったら、当たり!しかも、相手はメジャーNo・1投手のフィーフィー(ヘルナンデスの愛称)。こういうのがあるから、野球選手は面白い。

 でも、やっぱりメジャーのクラブハウスは広くて豪華。みんなここに来たくて、マイナーの選手は必死になるんだよね。ロッカーは今年も隣がバティスタで、その隣がエンカーナシオン。なぜかラテン系選手の島に入るんだよね。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月26日のニュース