阿部、モリモリ食べて森封じ！福島のＪＡ農産物直売所を訪問

ＪＡ農産物直売所を訪問し、巨大なおにぎりを食べる阿部

交流戦 巨人―西武

（5月26日 郡山）
　巨人・阿部が、西武との交流戦に向けて福島県郡山市へ移動し、球団が進める社会貢献活動プロジェクト「Ｇハンズ」の一環でＪＡ農産物直売所「愛情館」を訪問した。地元産の米で作ったおにぎりや牛肉を頬張り「最高です！お肉もご飯もモリモリ食べて、森君にモリモリ打たれないようにしたい」と“阿部節”で森封じを誓った。

　「良い打者だと思う。打てる野手というイメージ。細心の注意を払いたい」。森はＤＨ制のない試合は、本来のポジションの捕手ではなく右翼で出場予定。阿部自身も現在は捕手に復帰したが、一塁へ転向して開幕を迎えただけに「境遇は似てるな」とおどけた。

　３試合連続安打中で打撃の調子は上向き。引っ張った強烈な打球が右翼へ飛べば、不慣れな森にとっては脅威となる。「食」を題材にしたトークはさえ渡り「おかわりしたくなるおかわりくん（中村）がいるので、試合でおかわりされないように」と笑いを誘った。

　同館では、東日本大震災で被災した福島の人々ら約２００人に豚汁を振る舞った。「復興は永遠のテーマ。野球で勝って喜んでもらうしかない」と誓いを新たにしていた。