ヤクルトが緊急補強 新外国人デニング入団会見「ワクワクしている」

[ 2015年5月26日 13:07 ]

入団会見し、小川SDと握手するヤクルトの新外国人ミッチ・デニング(左)

 ヤクルトは26日、ミッチ・デニング外野手(26)=1メートル87、91キロ、右投げ左打ち=の獲得を発表。東京都内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は71。契約は15年シーズン終了までで、年俸は360万円に加え、成績に応じた出来高がつく。

 デニングは05年にレッドソックスに入団。メジャー経験はなく、13年5月にルートインBCリーグ新潟に入団し、打率・370で首位打者を獲得。今季は新潟で18試合に出場し、打率・270、1本塁打、14打点だった。09、13年と2大会連続でオーストラリア代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。

 デニングは会見で「長い間、日本プロ野球でプレーしたいと熱望してきた。ワクワクしているし、興奮している。自分の売りはシュアな打撃と一生懸命プレーするところ。チームが優勝できるように、活躍ができればいい」と抱負を語った。

 同席した小川淳司シニアディレクター(57)は「バレンティンの復帰が不確定な状況にあり、ミレッジも戦線離脱している中での緊急補強」と説明。さらに「広角に打てるし、守備、走塁もある程度のレベルにある。ここぞの一打でチームに貢献できると思う」と期待を寄せた。

続きを表示

2015年5月26日のニュース