黒田、大谷との対戦心待ち「生で、すごく見てみたいと思う選手」

[ 2015年5月26日 05:30 ]

笑顔でダッシュをする黒田

交流戦 広島―ロッテ

(5月26日 尾道)
 黒田は26日からのセ・パ交流戦に向け、マツダスタジアムでの練習に参加。セ・リーグ先発投手部門でトップの9731票を獲得したが、午後3時の中間発表前に球場を離れたため、球宴への質問には「仮定の話には答えられないです」と言うにとどまった。

 メジャーでの球宴出場こそないものの、黒田は前回広島に在籍した07年までに舞台を4度経験。このうち05、07年はファン投票1位での選出だった。今夏は第2戦が本拠地マツダで開かれるだけに、8年ぶり5度目の出場に期待が膨らむ。

 一方、交流戦ではMAX162キロを誇る日本ハム・大谷との対戦を熱望した。「打者と投手、両方すごい選手はプロであまり見たことがない。生で、すごく見てみたいと思う選手。投手としてもスピードがあるみたいだし」と興味津々だ。

 自身は5月1日のヤクルト戦から、右足首痛による登録抹消を挟み、毎週金曜日に登板。次回は29日のオリックス戦で、日本ハム戦は直後の6月2~4日に組まれる。現実的には投げ合うのは難しいが「楽しむ余裕はないと思う。それくらいの打者。気持ちで対戦しないと」と打者・大谷にも思いを馳せた。

 チームは借金7を抱えての交流戦突入。勝ち越したのは過去10年間で2度しかない鬼門だが、そんなことは言っていられない。「パワーのある打者や好打者が多いが、交流戦でしっかり勝って勢いをつけたい」とし、巻き返しを誓っていた。

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2015年5月26日のニュース