勝利投手の権利目前で降板 和田「少しずつ信頼を勝ち取って…」

[ 2015年5月21日 15:10 ]

J・アップトンに逆転2ラン浴びたカブスの和田(AP)
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ナ・リーグ カブス3―2パドレス

(5月20日 サンディエゴ)
 1点を5回2死一、二塁。あと1つアウトを取れば、勝ち投手の権利を得られる状況でカブス・和田は降板を命じられた。球数はまだ69球。4回に2ランを浴びたとはいえ、2度の4連続を含む9奪三振と好投していただけに悔しい降板となった。

 「あそこ(5回途中)まではいけたが、5イニング目をしっかり終われなかったというのが個人的には悔しい」と和田。3月13日のオープン戦で左太腿の張りを訴え、DL入り。この日が今季の初登板だっただけに満足感もにじませた。

 「次回そういう場面で任せてもらえるように信頼を少しずつ勝ち取っていければいいと思う」。06年WBCの準決勝、決勝が行われた“思い出の球場”で、ようやく今季のスタートを切った左腕は次回登板へ思いをはせていた。

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