マー君、「似合わない」からかわれたヒゲ剃って初リハビリ登板へ

[ 2015年5月21日 05:30 ]

故障後初めてのリハビリ登板が決まり、報道陣の質問に答える田中

インターリーグ ヤンキース6―8ナショナルズ

(5月19日 ワシントン)
 右手首の腱炎と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(26)が、21日(日本時間22日)に傘下3Aスクラントンの試合でDL入り後初のリハビリ登板に臨むことが決まった。ジョー・ジラルディ監督が明らかにした。

 4月23日タイガース戦以来28日ぶりの実戦登板に臨む田中は「自分の投球をして、持っているボールを全部投げられれば問題ない。試合から遠く離れているという感覚は自分の中ではない」と意気込みを口した。ジラルディ監督は「3回、45球をメドに投げる」と話し、球数を考慮すれば、もう一度マイナー戦登板をこなしメジャー復帰は6月上旬となりそうだ。

 実戦復帰は、「脱ひげ」で臨む。4月中旬からチーム内で口ひげが流行。首位を快走する験担ぎで田中も伸ばしていたが、最近は勝てない試合が続いた。ほとんどの選手が剃(そ)り落として臨んだこの日もナショナルズにサヨナラ負け。ここ7試合で1勝6敗と失速してレイズに並ばれた。ラリー・ロスチャイルド投手コーチから「似合っていない」とからかわれていた田中も「剃りますよ」と心機一転、再スタートを切る。

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2015年5月21日のニュース