楽天のドラ3ルーキー福田がプロ初本塁打「思い切って振れた」

[ 2015年5月21日 17:45 ]

<楽・日>2回2死一塁から福田は左越えに逆転のプロ1号2ラン

パ・リーグ 楽天―日本ハム

(5月21日 コボスタ宮城)
 楽天のドラフト3位ルーキー、福田将儀外野手(23)が21日の日本ハム戦でプロ初本塁打を放った。

 福田はこの試合に「8番・中堅」でスタメン出場。1―2と1点を追う2回、2死一塁の場面で巡ってきた第1打席で日本ハムの先発・武田勝が投じた初球のスライダーを完ぺきに捉えた。

 快音を残した打球は楽天ファンの大きな声援を浴びながらレフトスタンドに飛び込む逆転2ラン。チームの先輩、銀次のバットを借りての一発だったが、福田はベンチに戻るとそのバットの持ち主から手荒い祝福を受けていた。

 プロ35試合、118打席目でのプロ初本塁打に福田は「つなぐ気持ちで打席に入ったが、失敗を恐れずに初球から思い切って振りにいけた」と笑顔。銀次のバットについては「最近ヒットが出なくて悩んでいたので、気分転換のつもりで先輩のバットを借りた」とのこと。最後にルーキーは「試合前と試合後に長い時間、練習に付き合ってくれた平石打撃コーチに感謝したい」とコメントを付け加えた。

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2015年5月21日のニュース