マリナーズ岩隈「怖さを取らないと」…右広背筋痛めDL入り

[ 2015年4月26日 05:30 ]

マリナーズの岩隈(AP)

 マリナーズは24日(日本時間25日)、岩隈久志投手(34)が右広背筋を痛めたため、15日間の故障者リスト(DL)に入ったと発表した。違和感を訴えたのは、21日の練習中。岩隈は「ビデオを見た後、フォームを修正しようと、(体を休めるべき)登板翌日にいろいろやりすぎたかも。筋肉が伸びた感じ」と説明した。初めての箇所で、炎症もあるという。

 今季は3試合に登板し、0勝1敗、防御率6・61と本来の安定感を欠いていた。ジャック・ズレンシックGMは「DLに入れて時間を与えるのがベストと判断した。MRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果が出たら、もっと詳細が分かる。肩の疲労だけかもしれない」とした。最短で5月6日(同7日)から復帰可能だが、一般的に広背筋痛は全治3週間から1カ月程度。レンジャーズ時代の上原が12年に同箇所を痛め、復帰に2カ月以上かかったケースもある。

 岩隈はDL入りについて「今無理しても仕方ない。シーズンは長いし、怖さを取らないと」と話した。日本選手は、ダルビッシュ、藤川(いずれもレンジャーズ)、和田(カブス)に続き、4人目のDL入りとなった。

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2015年4月26日のニュース