巨人 ルーキー高木勇、8年ぷりの開幕4連勝!首位に1差

[ 2015年4月26日 20:54 ]

<ヤ・巨>ヤクルト打線を封じる巨人・高木勇

セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト

(4月26日 神宮)
 巨人はヤクルトを4―1で下し、連敗を2で止めて首位ヤクルトとの差を1に縮めた。先発の高木勇は7回を3安打1失点と好投。巨人の新人では07年の金刃以来8年ぶりの開幕4連勝となった。

 ルーキーらしからぬ落ち着きぶりだ。4回、ここまでヤクルト打線を無安打に抑えていた高木勇は、先頭打者の上田にセーフティーバントを決められ初安打を許す。だが、マウンド上で集中力を切らさず、素早いけん制で上田を刺し、相手に傾きそうな流れを自身の好判断で引き戻した。5回に畠山にソロを浴びたが、その後もテンポの良いピッチングで7回を1失点。リーグでハーラー単独トップに立つ4勝目を挙げた。

 原監督は打撃不振が続く村田を今季初めてスタメンから外した。同じく不調の長野も外して、金城と中井を先発オーダーに。前日零敗を喫した打線に発奮を求めた。その打線は初回、1死三塁で3番・橋本が右翼線へ適時二塁打を放ち先制。3回には2死から2番・片岡が右翼へ3号ソロを放ち貴重な追加点を挙げた。

 8回2死一塁の場面では、スタメン落ちした村田が途中出場。右前へ意地の安打を放ち好機を広げると、続く小林が適時打を放って3点目。さらに金城の押し出し死球でリードを広げた。

 ヤクルトは5回に5番・畠山が左翼席へ通算100本塁打となる6号ソロを放つも、得点はこれだけ。同一カード3連勝はならなかった。

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