“二刀流”大谷を除くと…投手首位打者はヤクルト石川

[ 2015年4月14日 07:50 ]

ヤクルトの石川

 セ・リーグでは投手も立派な打線の一員だ。11日には2年目の田口(巨)が、プロ初登板したヤクルト戦でいきなり決勝打。同日には40歳の黒田(広)も阪神戦で適時打を放った。野手でも出場する大谷(日)を除き、両リーグ現役投手の通算打率を、通算50打数以上の58人で比較した。

 堂々の「首位打者」はベテラン・石川(ヤ)で打率.169。105安打のうち長打は二塁打4本だけながら、1メートル67と小さな体でコンスタントに安打を重ねている。2位は井納(D)、3位には野村(広)と若い投手が入った。10傑には広島から4人が入った一方で巨人、阪神からは0人。なお、通算本塁打は川上(中)が8本と断トツで、04年5月15日横浜戦では自らの2ランのみで2―0完封という離れ業をやっている。

 今季から日本野球機構(NPB)公式サイトの各投手個人ページに打撃成績も併記されるようになった。投手の打力が広く知られるようになれば、観戦時の新たな楽しみとなりそうだ。

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2015年4月14日のニュース