未勝利の34歳杉内に斎藤コーチが注文「変えていかないといけない時期」

[ 2015年4月14日 05:30 ]

練習で体をほぐす杉内

 巨人・斎藤投手コーチが、DeNAとの初戦に先発する杉内に「変身」指令を出した。通算136勝の34歳は、今季未勝利。中盤につかまる課題を指摘し「年齢的にも変えていかないといけない時期」と投球スタイルの変化の必要性を訴えた。

 杉内も2年前に投げていたものより大きく落ちる、鹿児島実時代のカーブを解禁するなど試行錯誤。しかし、首の寝違えによる調整遅れもあり結果が出ていない。自身も「変えることができなかった」という斎藤コーチは、スライダー習得で活路を開いた槙原寛己氏(スポニチ本紙評論家)のベテラン時代を成功例に挙げた。

 軽めの調整で登板に備えた杉内は、カーブも多く投げるのか、との問いに「そうですね」と短く抱負。両リーグトップの得点、打率、本塁打を誇るDeNA打線について「打つなあ、という印象です。頑張ります」と闘志を内に秘めた。

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2015年4月14日のニュース