プロ野球軸に新くじ検討 売り上げ増へスポーツ議連

[ 2015年4月14日 20:12 ]

 超党派の国会議員でつくるスポーツ議員連盟は14日、サッカーくじの制度改正に関するプロジェクトチームの会合を開き、新たにくじの対象とするスポーツはプロ野球を軸に検討することを決めた。新くじの発売で売り上げを伸ばし、増大が懸念されている国立競技場の改築費などに充てる狙いがある。

 議連は5月上旬までに日本野球機構(NPB)や日本プロ野球選手会などの関係団体と協議し、実現に向けて協力を求める。今国会中に議員立法で関連法の改正法案の提出を目指す。

 遠藤利明座長はプロ野球のくじを発売する場合は八百長防止のため、コンピューターが無作為に勝敗を選ぶ「非予想系くじ」とする方針で一致したと明らかにした。「不正が一切できないことを打ち出せば、売り上げは見込める。野球が対象になるのはインパクトがある」と述べた。

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2015年4月14日のニュース