阪神・中村GM 25日明大―慶大戦視察へ「3選手を一度に見られる」

[ 2015年4月14日 06:30 ]

明大の上原

 大学生の即戦力候補にも熱視線だ。阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=65)が25日に行われる東京六大学野球リーグの明大―慶大戦(神宮)を視察予定であることが13日、分かった。目当ては今秋ドラフト上位候補の明大・上原健太投手、同・高山俊外野手、慶大・谷田成吾外野手。球団関係者は「3選手を一度に見られる機会。GMも見に行く予定だと聞いています」と話した。

 明大・上原は1メートル90の長身から、最速151キロの直球を投げ下ろす大型左腕。3月の左手ひとさし指裂傷の影響で調整は遅れ気味だが、13日の東大戦では先発して5回無失点8奪三振と好投し、通算10勝目を挙げた。チームメートの高山も3年秋終了時点で通算100安打を記録し、同大OBの高田繁(現DeNA・GM)が持つ通算127安打のリーグ記録更新を視野に入れる好打者だ。

 対戦相手の慶大・谷田もまた“高橋由伸2世”の異名を取り、慶応高時代に通算76本塁打、大学でも現役最多9本塁打を放っているスラッガー。もちろん猛虎は3選手をドラフト上位候補としてリストアップ済み。この時期からの中村GMの直接視察は、3選手への注目度の高さを物語る。

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2015年4月14日のニュース