ヤク山田　ＯＰ戦再現なるか　マエケンから先頭打者弾「無理っす」

気合十分にティー打撃を行う山田

セ・リーグ ヤクルト―広島

（3月27日 マツダ）
　ヤクルト・山田がマエケン撃ちでチームに勢いをつける。７日のオープン戦（マツダ）で前田健と対戦した際には、先頭打者弾。開幕戦という最高の舞台で「もう一度打てればそれが最高だと思うけど、１００％に近いほど無理っす」と弱気ながらも再現弾を思い描いた。

　昨季日本人右打者最多の１９３安打を放ったリードオフマンは、今季も１番打者としてチームを引っ張る。「いつも通り、どの球を打つとか考えを持って自分のスイングをしたい」。真中監督も「初回山田が（塁に）出たら盛り上がる」と期待した。緒方監督との新指揮官対決。約２時間半に及んだミーティングでは「シーズンは長いので最後まで諦めずにやること。うちはチャレンジャーなので何も臆することなく前向きに戦っていこう」と訓示した。決戦へ志気を高めた指揮官は、「準備はしっかりできた」と自信ありげに口を結んだ。

　▼ヤクルト・小川（２年連続の開幕投手へ）菊池選手、丸選手が調子がいいと打線が活気づいてくると思う。そこはしっかり抑えたい。