松井裕に投げ勝った全米ドラ1左腕が肘手術「しっかり治す」

[ 2015年3月27日 16:51 ]

ブレイディ・エーケン投手 (AP)

 米メディアは26日、昨年6月のドラフトでアストロズから全体1位の指名を受けたブレイディ・エーケン投手(18)が25日に左肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたと報じた。

 エーケンはアストロズから指名を受けたものの、契約金の問題で同球団への入団を拒否。現在は今年のドラフトへ向けてフロリダ州にあるトレーニング施設で調整を続けていた。

 しかし、19日に実戦のマウンドへ上がったエーケンは、肘に違和感を覚えてわずか13球で降板。その後の検査で左肘じん帯の損傷が判明し、同部位にメスが入ることになった。

 故障が判明した直後には自身のブログで「ものすごく失望している」と傷心を吐露していたエーケン。しかし、術後には自身のツイッターから病棟で笑顔を浮かべて右手の親指を上に突き上げる写真を投稿。その写真には「これからしっかり治すよ!」という力強いコメントが添えられていた。

 高校生投手として史上3人目となる全体1位指名を受けたエーケンは身長1メートル93の長身左腕。13年9月に行われた18歳以下のW杯では米国のエースとしてチームを優勝に導き、日本との決勝戦では7回1失点10奪三振で松井裕(現・楽天)に投げ勝った。

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2015年3月27日のニュース