真中ヤクルト白星スタート!延長11回、ミレッジ勝ち越し打

[ 2015年3月27日 22:28 ]

<広・ヤ>9回2死一、二塁、菊池の左前打で二塁走者・木村がサヨナラのホームを狙うもタッチアウト

セ・リーグ ヤクルト4―2広島

(3月27日 マツダ)
 新監督対決は真中ヤクルトに軍配が上がった。15年のプロ野球が開幕した27日、ヤクルトは敵地で広島と対戦。山田の“足攻”で広島先発・前田健から2点を奪うと、投げては2年連続の開幕投手を任された小川が7回無失点と好投。一度は追いつかれたが、延長11回にミレッジが決勝の2点適時三塁打を放ち白星スタートを切った。

 赤く染まった敵地で先手を奪ったのはヤクルトだった。初回、先頭の山田が中前打で出塁すると、すかさず二盗を決めて無死二塁。2死後、4番・雄平が右前適時打を放って先制。その後はこう着状態が続いたが、7回には2死から四球で出塁した山田がこの日2つ目の二盗を決めると、川端の中前適時打で貴重な追加点を挙げた。

 打線の援護を受けた小川はベンチの期待に応える好投をみせた。7回を103球、7安打4奪三振無四球で無失点。しかし2番手・秋吉が8回に2点を失い、試合は延長戦に突入した。

 それでも、あきらめなかった。延長11回2死一、二塁からミレッジが右中間を破る2点適時三塁打で勝ち越し。最後はバーネットが締めた。

 広島は先発・前田健が7回を7安打2失点。打線は2点ビハインドの8回、2死から連続四球で一、二塁とすると、松山が三塁後方へ落ちる適時2点二塁打を放って同点に追いついたが、延長11回、4番手・中崎が力尽き、13年ぶりの本拠地開幕を白星で飾ることはできなかった。

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