デーブ監督 “納豆戦法”で大谷撃ち「四球やエラーをした方が…」

[ 2015年3月27日 05:30 ]

(左から)聖沢、銀次と話す大久保監督

パ・リーグ 楽天―日本ハム

(3月27日 札幌D)
 初陣に臨む楽天の大久保監督は験担ぎの予定もなく「あした(27日)ラーメンを食べるか、つけ麺にするか悩んでいるくらい」と豪快に笑った。

 日本ハム・大谷との対戦は、「則本と投手戦になる。四球やエラーをした方が苦しくなる」と簡単に安打は出ないと予想。必要なのはラーメンのようなコシの強さでなく、納豆のような「粘り」だ。指揮官はオープン戦から一貫して、初球から振るよう選手に指示している。その上で「積極性は変わらないが、2ストライクになっても粘って、四球を選んで出塁しないと」と力説する。

 塁に出れば、オープン戦で12球団トップの21盗塁をマークした自慢の機動力で大谷を揺さぶることが可能。「どうやってランナーを進めるかは作戦だから言えないけど」と不敵に笑う指揮官は、地元・茨城の名産品のような「粘り」で開幕戦白星をつかむ。

 ▼楽天・則本(新人から3年連続で開幕投手)どんなピッチングができるか楽しみ。大谷を意識しても相手打線を抑えられない。打線を抑えることに集中したい。

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2015年3月27日のニュース