マリナーズ、マー君デビュー戦で先頭打者本塁打のカブレラ獲得へ

[ 2014年12月9日 12:44 ]

<ブルージェイズ・ヤンキース>初回、先頭のカブレラに右中間本塁打を許す田中
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 ブルージェイズから今オフにフリーエージェント(FA)となっているメルキー・カブレラ外野手(30)には複数の球団が獲得に興味を示しているが、米メディアは8日、その中でもマリナーズが一歩有利であると報じた。

 スター選手のカノを抱えているマリナーズだが、フロントの考えとしてはそのカノの足りない部分を補ってくれる存在としてヤンキース時代のチームメートであり、また同郷のドミニカ共和国出身であるカブレラを獲得したいとのこと。

 ドミニカ共和国出身という点では、マリナーズは5日にオリオールズからクルーズを4年総額5800万ドル(約70億円)で獲得したばかりだが、これも同じ狙いがあるようだ。

 そのクルーズとほぼ同じ条件をカブレラに提示するとマリナーズは伝えられているが、カブレラは5年での長期契約を望んでいるという。

 05年にヤンキースでメジャーデビュー以来、4球団を渡り歩いたカブレラは今季139試合に出場して打率3割1厘、16本塁打、73打点をマークし、ここ4年で3割を3度マークしているスイッチヒッター。田中将大のメジャーデビュー戦で最初に対戦した打者であり、その打席で先頭打者本塁打を放っている。

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2014年12月9日のニュース