イチロー 移籍先にパドレス浮上、代理人認めた「会う予定」

[ 2014年12月9日 06:15 ]

ヤンキースからFAとなったイチロー

 ヤンキースからFAとなったイチロー外野手(41)の移籍先として7日(日本時間8日)、パドレスが浮上した。

 8日(同9日)から始まるウインターミーティングの会場で代理人のジョン・ボッグス氏がスポニチ本紙の取材に対応。各球団との交渉は初期段階とした上で「複数の球団が興味を示しているが、イチローにとって正しい球団がどこかを見つけるのは時間がかかる。彼ら(パ軍)ともここで会う予定だ」と移籍先の候補の一つであることを認めた。

 今季77勝85敗でナ・リーグ西地区3位に終わったパ軍は、外野の各ポジションで90試合以上出場した選手が不在。特に右翼はベナブルの46試合が最多と補強が急務だ。今年8月に就任したA・J・プレラーGMは、過去に大リーグ公式サイトで「イチローのファン」と発言し、獲得に興味を示しているのは間違いない。しかし、ブルージェイズからFAのカブレラら大物外野手の去就が決まっていないため、本格的な交渉スタートは今会議の動向次第となる。ボッグス氏は「(現時点で)市場はコールドだよ。でも、ここからあっという間にホットになっていくもの。そのタイミングを待っている」と目玉選手の動向を見極めて交渉を進める方針だ。

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