和田監督 鳥谷に残留要請していた「日本シリーズ終わってすぐに」

[ 2014年11月22日 05:30 ]

 阪神・和田豊監督(52)が21日、海外FA権を行使した鳥谷敬内野手(33)にすでに残留要請していたことを明かした。

 「気持ちはもう伝えています。日本シリーズが終わってすぐにね」。絶大な信頼感を寄せるからこそ、すぐに思いを伝えたかった。鳥谷がいなくなるチーム構成は、監督してイメージすることができない。7日の秋季練習開始時にも直接説得したい考えを明かしていたが、それに先立って強く慰留を訴えかけていた。

 ただ、その一方で、FA権行使に対して理解も示す。「チームとしては絶対に必要だけど、彼の思いもある。鳥谷の野球人生。簡単に結論は出ないと思う」。結論を急ぐつもりはかけらもない。ただ、必ず来季も阪神の一員としてプレーしてくれることを、和田監督は信じている。

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2014年11月22日のニュース