小久保監督 先発左腕新戦力候補に松井裕、菊池呼ぶ

[ 2014年11月22日 05:30 ]

宿舎で取材に応じた小久保監督

 日米野球の全日程を終えた侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)は21日、3年後の2017年の第4回WBCを見据え、「先発左腕」の新戦力候補として、楽天・松井裕、西武・菊池の名前を挙げた。

 「大谷世代ぐらいの先発左腕が出てくるのがベストではある。松井であり、西武の菊池であり」

 今回の日米野球は13投手を選出したが、先発左腕は阪神・岩田とオリックス・松葉の2人だけ。いずれも2番手以降で救援起用される「第2先発」にとどまった。先発ローテーションの一角を任せられる左腕発掘が急務。キューバを中心に対戦国と交渉中の3月の強化試合へは「年齢層は若くしてという構想はある。あとは所属チームとの兼ね合い」とし、19歳の松井裕、23歳の菊池を招集する可能性に言及した。

 また、20歳の大谷は今回は投手限定起用だったが「今は日本ハムさんの方針がある。ただ自立した時には…。28人の枠しかない中では非常に貴重な存在」と二刀流起用に言及。将来的に侍ジャパンで打者も務めることに「可能性は十分ありますね」とした。

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2014年11月22日のニュース