引退のソフトB・江尻 ブログで感謝「こんなに幸せな選手いない」

[ 2014年11月22日 13:59 ]

12球団トライアウトで登板を終えガッツポーズする前ソフトバンクの江尻慎太郎投手。打者4人を無安打無失点

 ソフトバンクは22日、江尻慎太郎投手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。この日、同投手はブログを更新、13年の現役生活を終えることを報告した。

 「みなさまへ」のタイトルで更新されたブログでは「今日、引退の発表をさせていただきました。13年間、3球団を渡り歩き、たくさんの温かいファンの方々の声援に本当に励まされてきました。華々しい成績は残せませんでしたが、チームの垣根を越えて応援し続けていただき、本当にこんなに幸せな選手はいないと、思っています」と感謝を述べた。

 そして、24日のファンフェスティバルであいさつすることになり「ファンフェス… コイヨ~~!!!」と明るい調子で来場を呼び掛け、「よかろうもんm(_ _)m(復活!)」と締めくくっている。

 江尻は宮城県出身。仙台二から二浪して早大進学し01年ドラフト自由獲得枠で日本ハムに入団。07年に右ひじの手術を受け、リハビリを経て09年に復帰した。その後10年にトレードで横浜(DeNA)に、13年には再びトレードでソフトバンクに移籍した。プロ13年間で277試合28勝20敗1セーブ、防御率4・38の成績だった。

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