中日・福田は微減「当然」移籍の三ツ俣はアップ、GMから「頑張れ」

[ 2014年11月22日 16:14 ]

 中日の福田永将内野手(26)が22日、名古屋市内で契約更改交渉にのぞみ、25万円ダウンの年俸650万円でサインした。

 「もうちょっと下がると思っていた。1軍ででほとんど出ていない。下がるのは当然」と納得。来季へ向け「トレーニングを2倍やってがんばりたい」と前を向いた。今季は10試合に出場し12打数3安打、0打点だった。

 また、古本武尊外野手(23)は現状維持の600万円でサインした。2年目の今季は16試合で18打数3安打にとどまっただけに、会見でも神妙な顔つき。来季に向け「143試合出たい。外野手も入ってくる。落合GMから、この時期に差がつくと言われたので、頑張りたい」と巻き返しを誓った。

 杉山翔大捕手(22)は243万円ダウンの732万円でサインした。 プロ入りから2年連続で野球協約の限度額制限いっぱいで更改。2年連続で1軍での出場がなく「出ないと評価してもらえない。チームに貢献できていない。当然」と厳しい表情。「来季こうだったらクビになると思ってやりたい」と、悲壮感を漂わせた。

 三ツ俣大樹内野手(22)は200万円増の年俸1000万円でサインした。三ツ俣はシーズン中の7月にオリックスから移籍。古巣では今季1軍出場はなかったが、中日では守備固めなどで29試合に出場した。交渉後、「1000万円提示をもらってうれしかった」と明るい口調で会見。落合GMから「トレードでいろいろあったと思うけど、レギュラーを獲れるように頑張れ」と励まされたことを明かした。(金額は推定)

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2014年11月22日のニュース