広島 ミス連発にため息充満…2位確保は最終戦持ち越し

[ 2014年10月2日 05:30 ]

<広・神>4回1死一、三塁、能見の投ゴロで三本間に挟まれるも、本塁ベースカバーがいないのを見て本塁に突入する新井(左)。中央は会沢、右は梵

セ・リーグ 広島2-4阪神

(10月1日 マツダ)
 これが重圧なのか…。真っ赤に染まった本拠地に、ため息が充満した。広島はこの日3万2014人の観客を集め、今季主催試合の観客動員がマツダスタジアムが開場した09年以来、最多となる187万4279人を記録した。しかし、守備でミスを連発し、CSを本拠地で開催できる2位確保は持ち越された。

 残る試合は5日の巨人戦(マツダ)のみ。引き分け以上が求められる一戦へ、野村監督は「泣いても笑っても、あと1試合しかない。集大成でやっていきたい」と必死に気持ちを切り替えた。

 0―2の4回だった。1死一、三塁で能見を投ゴロとした大瀬良は三塁の梵に送球し、三走の新井貴を挟んだが、梵が挟殺プレーに失敗して生還を許した(記録は投野選)。バッテリーは3、8回に走者を一塁に置いた場面で、暴投で三塁への進塁を許した。ともに失点に結び付き、指揮官は「凡ミスが全て失点につながった」と嘆いた。

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2014年10月2日のニュース