難病手術も戦力外…越智 現役続行へ球団職員のポスト“拒否”

[ 2014年10月2日 05:30 ]

戦力外通告を受けた巨人・越智

 プロ野球は1日、第1次戦力外通告期間が始まり、巨人、阪神、中日、ヤクルト、日本ハムの5球団が35選手(育成選手含む)に戦力外通告を行った。09年の日本一にセットアッパーとして貢献した巨人・越智大祐投手(31)は現役続行を希望した。

 巨人・越智は午前中に川崎市のジャイアンツ球場で戦力外通告を受け、「そういうことです」と話して帰宅。球団は職員のポストを提示したもようだが、現役続行を強く希望。08年から3年連続で50試合以上に登板し、09年の日本一に貢献した右腕は、12年に難病の「黄色じん帯骨化症」を発症。昨年3月に2軍で実戦復帰し、今季は2軍で30試合に登板し、1勝1敗、防御率3・55だった。「支えてくれた家族や、同じ病気で苦しんでいる人のためにも1軍のマウンドに立ちたい」と今後は他球団での復活の道を模索する。

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2014年10月2日のニュース