中大・島袋 復調兆し146キロ 23球全て直球

[ 2014年10月1日 05:30 ]

<中大・拓大>9月9日以来のマウンドで力投する中大の島袋

東都大学野球第5週第1日 中大10―4拓大

(9月30日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、首位の中大は拓大に10―4で大勝した。9回には今秋ドラフト候補の左腕・島袋洋奨投手(4年)が5試合ぶりに登板。1イニングを2失点ながら最速146キロを計測し、復調のきっかけをつかんだ。国学院大は延長11回の末、青学大に先勝。栃谷弘貴投手(4年)が好救援で今季2勝目を挙げた。

 ドラフト候補左腕の中大・島袋が8点リードの9回に登板。9月9日以来のマウンドで23球全て直球を投げ込んだ。1回2安打1四球2失点だったが「今までにないような腕の振りができた」と振り返った。不調の中、先週末に兵庫県内にいるトレーナーを訪問。体の使い方を教わり、重心を下げるために走者がいない場面でもセットポジションから投げ、最速146キロを計測した。26日にプロ志望届を提出。「しっかり意思表明できた。優勝が懸かっているので頑張りたい」とリーグ戦に集中する。

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2014年10月1日のニュース