中日の三瀬、小林、鈴木義が引退登板「本当にいい野球人生だった」

[ 2014年10月1日 21:50 ]

<中・D>引退する小林正、鈴木義、三瀬(中列右から)は吉見(中央)山本昌(左)から花束を贈られる

セ・リーグ 中日4―2DeNA

(10月1日 ナゴヤD)
 中日は、今季ホーム最終戦で今季限りでの引退を表明している鈴木義広投手(31)、小林正人投手(34)、三瀬幸司投手(38)がそれぞれ登板し、“引退登板”を行った。

 まず2点リードの6回1死で鈴木義が2番手で登板。最初の打者・黒羽根に本塁打を打たれた。そこで今度は小林が登板し、モスコーソを三振に切って取った。さらに、1点リードで迎えた7回2死からは三瀬が登板し筒香を空振り三振。ファンからの“三瀬コール”の中、マウンドを降りた。

 試合後にはセレモニーが行われ、3人に山本昌投手(49)、岩瀬仁紀投手(39)、吉見一起投手(30)から花束が贈られた。

 あいさつでは3人とも声を詰まらせながら「本当にいい野球人生だったと思います」(三瀬)「最後、このような形で終われるとは思わなかった」(小林)「最後の登板でホームランを打たれてあきらめがつきました」(鈴木義)とあいさつ。ナインから胴上げされ、ファンの拍手を浴び、感無量の様子だった。

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