虎貧打…自力甲子園CS消滅 最終戦勝利が“最低条件”

[ 2014年10月1日 05:30 ]

<神・D>甲子園での最終戦を終えセレモニーでファンに頭を下げる和田監督(手前)

セ・リーグ 阪神0-1DeNA

(9月30日 甲子園)
 レギュラーシーズン最後の甲子園で、阪神は山口に3安打無得点と沈黙した。

 わずか2時間33分の試合につながった貧打で自力での2位の可能性が完全消滅し、和田監督は「負けられない試合が続いているだけに、焦りもあるんだろうけど…」と言うのが精いっぱいだった。

 メッセンジャーの8回1失点の好投をふいにした。数少ない好機の8回1死二塁では代打・西岡が中飛に。代打・関本の安打で一、三塁としたが、上本は左飛に倒れた。フェンス手前まで飛んだ打球を「秋ではなく、(夏の)浜風なら入っているような当たり」との指揮官の言葉もむなしかった。

 1日の最終戦は、敵地で広島と直接対決。和田監督は「振り返っても仕方ない。(勝利が)最低条件。何としても取る」と必死に力を込めた。

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2014年10月1日のニュース