“あきらめない気持ち”で同点犠飛 青木「最高の場面で仕事ができた」

[ 2014年10月1日 14:46 ]

試合後のシャンパンファイトで、ベンチュラ(左)とはしゃぐロイヤルズの青木(AP)

ワイルドカードゲーム ロイヤルズ9―8アスレチックス

(10月1日 カンザスシティー)
 青木宣親外野手(32)の所属するロイヤルズ(中地区2位)は9月30日(日本時間10月1日)、ワイルドカードゲームでアスレチックス(西地区2位)と対戦し、延長12回にもつれ込む死闘の末9―8でサヨナラ勝ちを収めた。

 青木は「2番・右翼」で先発出場。1点を追う9回の第4打席、1死三塁の場面で試合を振り出しに戻す右犠飛を放ち、延長12回にペレスのサヨナラ打を呼び込んだ。

 試合後にチームメートとシャンパンファイトに興じた青木は「4打席目までヒットがなく、どうにかしたいと思っていたが、最高の場面で仕事ができたことをうれしく思う」と興奮冷めやらぬ様子。「ファンの声援で“本当にやらなきゃ”と思った。球場の雰囲気に乗せられた」と喜びを爆発させた。

 「今日みたいに最後まであきらめずにやりたい」と2日から始まる地区シリーズのエンゼルス戦に意気込む青木は「最後まであきらめなければどうにかなるという気持ちがみんなにも伝わったと思う。こういう試合をこれからも続けていきたい」とファンにメッセージを送った。

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