オリ　伏兵一発に大盛り上がり　糸井「次、絶対勝ちます」

＜楽・オ＞４回、縞田（右から２人目）のプロ初本塁打が飛び出し大盛り上がりのオリックスベンチ

パ・リーグ オリックス７－３楽天

（9月30日 コボスタ宮城）
　連夜の逆転劇だ。２点を追う４回にオリックス打線が爆発した。まずは糸井だ。無死一塁から、塩見の真ん中低めのスライダーを右翼席へ１９号２ラン。「入ってくれてよかった」と言う一撃で同点に追いつくと、１死二、三塁から川端の中犠飛で勝ち越した。

　さらに塩見の暴投で１点を加えた直後、８番・二塁で先発出場した縞田が左翼へプロ初本塁打となるソロを叩き込んだ。３年目の伏兵は「びっくりしました。優勝争いの中で１本出たことがうれしい」と興奮を隠せない。

　これでベンチが盛り上がり、この回、ヘルマンにも右翼線適時二塁打が飛び出すなど、打者１０人で７安打６得点。糸井は「次、絶対勝ちます」とナインの言葉を代弁した。