西武また引き分け ここ4試合で計18時間44分

[ 2014年8月20日 05:30 ]

<ソ・西>7回無死、ソロを放ったメヒアは天を指さす

パ・リーグ 西武2-2ソフトバンク

(8月19日 ヤフオクD)
 またもや引き分けた。西武はここ4試合で3度目の12回引き分け。4戦すべてナイターで、計18時間44分。田辺監督代行もさすがにぐったりの表情ながら、「同点が精いっぱい。でも諦めない粘りはあるので、いい方に考えたい」とチームを鼓舞した。

 初回に菊池が2点を奪われる苦しい展開だった。それでも1―2の7回、メヒアの左中間席中段に放り込む特大23号ソロで追いついた。しかし決定機であと一本が出なかった。9回2死一、二塁ではルーキー・森が代打で登場。しかし、空振り三振に倒れ「真っすぐに合わせていたけど、差し込まれました」と唇をかんだ。

 疲労が蓄積する救援陣も奮起した。ベンチ入りした救援投手7人全員が出場し、無失点で引き分けに持ち込んだ。清川投手コーチは4連投した33歳・岡本篤の名を挙げ「鉄腕アトムじゃなくて、鉄腕アツシ。ベテランが若手を引っ張り団結力がある」と期待した。この頑張りがいつか必ず報われるだろう。

続きを表示

2014年8月20日のニュース