ジーターの記録変更で困った “記念ボール”はどこに?

[ 2014年8月20日 16:15 ]

ヤンキースのデレク・ジーター (AP)

 大リーグは今月8日に行われたインディアンスとヤンキースとの一戦で、初回にヤンキースのデレク・ジーター内野手(40)が放った内野安打を失策に訂正した。

 インディアンスの遊撃手、ラミレスはジーターの放った二遊間へのゴロを処理すると、一塁へ送球。しかし、この送球を一塁のサンタナが捕球し損ねた。記録は安打で、自身の通算安打を3430本としたジーターは、通算安打歴代6位のホーナス・ワグナーに並んだ。

 しかし、記録が安打から失策に変わることで、自責点を減らせると考えたインディアンスのバウアー投手は、大リーグにこのプレーをサンタナの失策として再検証してほしいと要望。11日後の19日にバウアーの訴えが認められ、記録は変更された。

 困ったのはその記念のボールを管理していたヤンキースのトレーナー。記録の変更でジーターの通算3430安打は翌日9日の同カード6回に放った内野安打となったわけだが、そのボールを確認して、探さなければいけなくなった。

 当のジーターは「自分のキャリア最後に放ったボールなら欲しいけれど、今回のボールは別に…」と興味はなさそうだ。

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2014年8月20日のニュース