ロッテ 12年目金沢プロ1号でノッた 岸から1588日ぶり勝利

[ 2014年7月28日 05:30 ]

<西・ロ>6回無死、岸からプロ1号となる右越え本塁打を放つ金沢

パ・リーグ ロッテ5-3西武

(7月27日 西武D)
 プロ12年目の伏兵のプロ初本塁打が天敵を打ち砕く呼び水となった。0―3の6回。先頭・金沢は岸のチェンジアップを捉え、右翼席に運んだ。

 「塁に出て流れを変えたいという気持ちだった。ビックリするぐらいうまく打てた」。矢板中央(栃木)から02年ドラフト6巡目で入団。甲子園出場はなかったが、高校通算35本塁打を放った。その30歳のプロ初アーチで打線は勢いづき、4連打で同点。9回にハフマンの適時二塁打で勝ち越した。5月2日の対戦でノーヒットノーランされた岸には10年3月22日(西武ドーム)を最後に勝ってなかったが、1588日ぶりに土をつけた。

 金沢は捕手としても2回以降、好リードで無失点に抑えた。4位浮上に貢献し「打ったことより、勝てたことがうれしい」とホームランボールを大事そうにバッグにしまった。

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