関西 3年ぶりの夏!土井「つなぐ気持ち」で3安打4打点

[ 2014年7月28日 05:30 ]

3年ぶりに甲子園出場を決め、選手に胴上げされる関西の江浦監督

岡山大会決勝 関西9―4岡山理大付

(7月27日 倉敷マスカットスタジアム)
 関西・土井の一発が夏3年ぶりの甲子園を大きく引き寄せた。4―2の4回1死一塁で2ボールからの3球目を強振。「内角の真っすぐ。弾道が低くて入るかどうかわからなかった」。公式戦通算5号の弾丸ライナーが右翼席に飛び込んだ。

 1年秋から4番を務める主軸で、昨年夏は決勝の玉野光南戦で最後の打者に倒れた。パワー不足を痛感したことから、毎日1000回の素振りを課し、体重も10キロアップ。5回にはダメ押しの中前2点打を放つなど、全5打席で出塁し3安打4打点だ。

 打順が3番に代わり「後ろにいい打者がいるので、つなぐ気持ち」で臨んだことも、好結果につながった。昨秋の県大会で0―8の大敗を喫した岡山理大付にきっちりリベンジ。「大会を通じて当たっているので、調子を維持したい」。積み重ねた努力を自信に、聖地に乗り込む。 

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2014年7月28日のニュース