作新学院は4連覇…田中が雪辱2ラン「一番うれしい当たり」

[ 2014年7月28日 05:30 ]

<佐野日大・作新学院>全国大会出場を決め、歓喜の作新学院ナイン

栃木大会決勝 作新学院7―1佐野日大

(7月27日 宇都宮清原)
 作新学院が今春センバツ4強の佐野日大に逆転勝ちし、4年連続で夏の甲子園出場を決めた。1点を追う6回、添田の二塁打で追いつくと、続く4番田中の2ランなどで4点。7回にも3点を奪い、突き放した。

 決勝2ランを放った背番号18の田中は「3年間で一番うれしい当たり。練習でもずっと左中間を意識していた」と喜んだ。5月の栃木県大会・佐野日大戦で稲葉から死球を受けて右手首を骨折。実戦復帰したのは6月中旬だった。その稲葉に雪辱の一発を浴びせ「ケガもプラスに捉えてやってきた成果」と胸を張った。小針崇宏監督は「応援に来てくれた方々に感動を与えようと送り出した。チームが目に見えない力を出してくれた」と教え子を称えた。

 ▼ロッテ・岡田(02年度卒)4連覇は本当に凄い。OBとして誇りに思います。小針監督は高校時代の1学年先輩。甲子園でも全国制覇を目指して頑張ってほしい。

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