中田プロ初満弾で“同級生”浦野援護「今まで全然打てなくて…」

[ 2014年7月25日 22:15 ]

<楽・日>6回1死満塁、右越えに逆転の満塁本塁打を放つ中田
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パ・リーグ 日本ハム8―1楽天

(7月25日 コボスタ宮城)
 日本ハムは4番の一発で連敗を3でストップし、勝率を5割に戻した。プロ7年目で初となる満塁本塁打で大勝を呼んだ中田は「打った瞬間入るとは思わなかったけど、持ち前のパワーで押し込みました」と振り返った。

 1点を追う6回、西川と小谷野の連打で1死一、二塁とし、陽岱鋼は一度もバットを振らずに四球を選んで満塁の絶好機をつくった。中田は「塩見さんが凄くいいピッチングをされていたので、甘いボールがきたら積極的にどんどんいこうと思っていた」の言葉通り、初球の138キロのシュートを捉えて楽天ファンで埋まった右翼席へ。この逆転弾が口火となり、打線は9試合ぶりの2桁安打をマークして後半戦初白星を大勝で飾った。

 この日は同じ1989年生まれの浦野が先発。2回に先制点を与えたが、3~5回は三者凡退に抑える粘りのピッチングを続けていた。「僕と同級生で、今まであいつが投げていた時全然打てなくて。申し訳ないという気持ちでずっとやってきた」と試合後のお立ち台で振り返った中田。値千金のアーチでルーキーを援護し、「何とか勝ちをつけてあげたいと思っていたので、結果がホームランになって良かった」としみじみとした表情で喜びを口にした。

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