松坂「初球から勝負」で3勝目…右ひじ手術から丸3年の節目

[ 2014年6月12日 05:30 ]

6回1失点の好投でチームの連敗を止めた松坂(AP)

ナ・リーグ メッツ6―2ブルワーズ

(6月10日 ニューヨーク)
 メッツの松坂が今季3度目の先発で6回3安打1失点の好投で3勝目を挙げ、チームの連敗を6で止めた。「この流れを止めたいと思っていたし、こういう時こそ、僕は投げたいと思う」。

 11年6月10日の右肘じん帯再建手術から丸3年の節目に挙げた勝利を、そう振り返った。前回先発した4日のカブス戦は4回1/3を4失点で降板。ナ・リーグ中地区で首位を快走する相手に、マウンドでの立ち方などを工夫しながら、「初球から勝負球のつもりで投げよう」と攻めの投球を貫いた。

 6回先頭のゴメスの打球が右太腿裏に直撃。この回を3者凡退で仕留めたが、大事を取って降板した。テリー・コリンズ監督は「打球が当たってなければ7回も任せていた」と説明。松坂は「全てではないが、全体的にうまくいった」とうなずいた。

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