頼みの中田も打たれた…広島 久々接戦も手薄な救援に泣く

[ 2014年6月12日 21:45 ]

<西・広>8回 勝ち越しを許しガックリベンチに戻る中田

交流戦 広島4―5西武

(6月12日 西武D)
 ついに連敗脱出か…?鯉党の淡い希望が芽生えかけた8回、今季獅子奮迅の快投を続けてきた広島の中田が痛すぎる適時打を浴び接戦を落とした。

 3点を追う8回に菊池の適時三塁打や松山のソロ本塁打が飛び出し同点に追いつくと、その裏登板したのは今季防御率0・59と非の打ちどころがない投球を続けてきた中田。球威のある直球で押すピッチングが持ち味だが、この日は多投した変化球の制球が甘く、金子侑に決勝の適時二塁打を浴びた。

 チームが好調だった5月まで中田とともに勝ちパターンを担っていた一岡、永川勝が離脱し、中田にかかる負担が倍増。8試合ぶりに喫した失点は手痛い決勝点となった。前日までの6連敗と違い試合終盤まで競る展開には持ち込んだものの、手薄になったリリーフ陣が勝敗を分けることになった。

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2014年6月12日のニュース