大谷 また160キロマークも…ふくらはぎつり降板「残念」

[ 2014年6月12日 05:30 ]

<日・巨>7回途中、ふくらはぎがつってベンチに戻る大谷

交流戦 日本ハム1―2巨人

(6月11日 札幌D)
 日本ハムの大谷がまたも緊急降板した。0―1の7回1死。ロペスに155キロをファウルされた後、ベンチへ下がった。右ふくらはぎをつったため、6回1/3、4安打1失点で降板。試合も延長戦で敗れ「7、8、9回といくところでつって残念」と唇をかんだ。4日の広島戦(札幌ドーム)でも本塁突入の際に左足首をひねり、直後に降板。「自己管理の部分。申し訳ない」とうなだれた。

 それでも初回に2戦連続で自己最速タイの160キロをマーク。巨人との初対戦で「(巨人が)真っすぐを狙ってきたのは分かっていたが、ファウルを取れる自信はあった」と強気に攻めた。7番での打席では2打数無安打に終わったが、プロ入り初めて規定投球回数に達し、防御率2・95。パ・リーグ9位に躍り出た。

 今季初先発の4月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でも同箇所をつって降板。「あの時は体調も悪かった。きょうは長い回を投げた中でつった」と説明した。ただ「大丈夫」と軽症を強調し、次回は中6日なら18日の阪神戦。公式戦で初の甲子園のマウンドに上がる。

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