マー君「球全部が中途半端」も役割きっちり 3三振は「あんなもん」

[ 2014年5月10日 14:38 ]

ブルワーズ戦の3回、メジャー初打席で空振り三振に終わったヤンキースの田中
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インターリーグ ヤンキース5―3ブルワーズ

(5月9日 ミルウォーキー)
 ヤンキースの田中将大投手(25)が9日(日本時間10日)、ミルウォーキーでのブルワーズ戦に先発。6回1/3を7安打2失点、7三振1四球で負けなしの5勝目を挙げた。レギュラーシーズンでは楽天時代の12年8月から33連勝となった。

 田中は「投げる球全部が中途半端だった。ここぞというときに頼る球がなかった」と好調ではない中で7回途中2失点でしのぎ、試合をつくって救援陣にバトンを渡した。5回まで2安打と好投も、6回は先頭から3連打で2失点。それでもなお無死一塁から4番ラミレスをシンカーで遊ゴロ併殺打に打ち取ると、続くレイノルズはスライダーで見逃し三振に斬って取った。

 7回1死一、三塁で降板し「走者を置いてイニングの途中で降りてしまうというのは後味の悪い降板の仕方」と反省の言葉も。ナ・リーグ本拠地での交流戦とあって、メジャーで初めて打席に立ったが、3打席連続三振。「あんなもんですよ。最初から自信はないと言っていた通り」と苦笑いだった。

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