ＤｅＮＡ　最少安打での勝利に中畑監督「１安打で勝っちゃっていいのかな」

＜Ｄ・ヤ＞７回１死二塁、バルディリスの左越え２ランにガッツポーズのＤｅＮＡ・中畑監督

セ・リーグ ＤｅＮＡ２―１ヤクルト

（5月10日 横浜）
　ＤｅＮＡがバルディリスの一振りの１安打で、僅差で勝利をものにした。試合後の中畑監督は「１安打で勝っちゃっていいのかな。これがやっぱり野球なんですね。」と謙そんしながらも、接戦をものにして笑顔だった。

　先発のモスコーソは、８回途中まで粘りの投球をし、バルディリスの貴重な一打を呼んだことに「気持ちのつながりがあった」と喜んだ。１点返された８回１死満塁のピンチを２者連続三振で無失点で抑えたソーサには「気持ちが乗り移っている、意地を感じられたマウンド。今日が一番気持ちが乗り移って、迫力あった」と、褒め称えた。

　９連戦も残すとこあと１試合。５勝３敗と好調なチーム状況なだけに「気持よく締めくくってね。少し休みたいですね」と、７８年の横浜スタジアム開場以来１０００勝目のメモリアルな試合に舌も絶好調だった。