広島“4度目の正直”で貯金12の壁突破 16安打13点で快勝

[ 2014年5月10日 17:35 ]

<広・中>4回、2死二塁、エルドレッドは左越え2点本塁打を放つ

セ・リーグ 広島13―5中日

(5月10日 マツダ)
 広島が中日に大勝し3連勝。貯金を今季最多の12に伸ばした。16安打13点はともに今季最多タイだった。

 初回に3点を先制されたものの、2回にキラの右前適時打、木村の中犠飛で2点を返し1点差に迫ると、3回には丸の中犠飛で同点。さらにエルドレッド、キラの適時打で3点を勝ち越した。4回にはエルドレッドが左越え2点弾、5回にはルーキー田中が左前適時打でさらにリードを広げ、8回にも菊池の犠飛などで2点追加した。先発の前田健は7回8安打4失点。走者を出しながらも粘投した。

 広島は4月25日に巨人を下し貯金を今季最多の11としたが、翌日は巨人に5―11で大敗。再び貯金12を目指した29日の阪神戦は投手戦となったが0―1で競り負け。3度目の挑戦となった5月6日のヤクルト戦は3―4で敗れるなど、貯金12の壁に3度阻まれていたが、“4度目の正直”でついに到達した。

 中日は3失策と守乱。守備に足を引っ張られた先発・カブレラは3回6失点で、救援の武藤も2回3失点と広島打線の勢いを止められなかった。

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2014年5月10日のニュース