平田 勝ち越し弾で乱打戦にケリ「4番にいいところで回ると思った」

[ 2014年4月10日 22:00 ]

<中・ヤ>8回、左越え2号2ランを放ち、ルナ(左)とハイタッチの平田

セ・リーグ 中日8―6ヤクルト

(4月10日 ナゴヤD)
 取って取られてのもつれた試合を決めたのは中日の4番・平田だった。8回の第5打席、この日3安打1四球と振れている中での打席。走者を一塁に置いてフルカウントからの6球目を振り抜くと打球はレフトスタンドに一直線、2号決勝2ランとなった。

 今季すべて4番先発出場の26歳はお立ち台で「打った瞬間入ると思った」と手応えの打席を振り返ると「乱打戦だったので4番にいいところで回ると思って準備していました」と誇らしげな様子。

 結局4安打、三塁打が出ていればサイクル、前日最終打席からは5打数連続安打という最高のパフォーマンスに「きょうは良かったので、真の4番に一歩近づいたのでは。引っ張っていけるよう頑張ります」と自信、自覚も芽生えてきた。

 チームは4連勝で5割に復帰、11日からは敵地で広島との3連戦に乗り込む。「どんどん連勝して優勝に貢献したい。マツダは(中日ファンが)少ないので見に来てください」とアピールも忘れなかった。

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