ラミ 巨人相手に1安打「NPBで20~30発打てる」

[ 2014年4月10日 05:30 ]

<BCリーグ公式NOB交流戦 群馬ダイヤモンドペガサス・読売ジャイアンツ>4回2死、ラミレスは巨人ナインの目の前で右前安打を打つ

ルートインBCリーグ 群馬1―3巨人

(4月9日 高崎城南)
 独立リーグ、ルートインBCリーグは9日、高崎市城南野球場で行われた日本野球機構(NPB)に所属する2軍チームとの交流戦1試合で開幕し、群馬は巨人に1―3で敗れた。群馬は今季からコーチ兼任で加入した前DeNAのアレックス・ラミレス外野手(39)が「4番・DH」で先発出場。1安打を放ち、試合後にはパフォーマンスも披露してファンを喜ばせた。

 ラミレスフィーバーに沸いた。午前11時15分の開門前。約300人が列をつくり、「ラミちゃん弁当」まで売り出された。平均を大きく上回る2443人の観衆が詰めかける中、ラミレスは4回の第2打席で詰まりながら右前に落ちる「初安打」を放った。ラミレスはコーチ兼任とあって、試合前のフリー打撃では30分以上も若手に投げ続け、試合中はベンチの最前列に立ちサインも出した。

 結局、4打数1安打。凡打は右飛、一邪飛、空振り三振と差し込まれる内容が多く「NPBの投手は球が速いので、タイミングが少し合わなかった」としたが、「NPBに戻ったら20~30本の本塁打を打てる」とも豪語。NPB球団からオファーがあった場合は群馬との契約が解除できる付帯条項があり、「声が掛かるまで体をつくって準備することが大事」とした。

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2014年4月10日のニュース