熱狂的なファンがマー君歓迎 NY初登板に大声援

[ 2014年4月10日 10:32 ]

スタンドで本拠地初登板のヤンキース・田中に声援を送るファン

 】米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が9日、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われたオリオールズ戦に先発登板し、本拠地デビューした。巨額契約で入団した大物ルーキーを熱狂的なファンが歓迎した。

 交流のあるアイドルグループ「ももいろクローバーZ」から贈られた曲に乗ってマウンドに登場した。スタンドには里田まい夫人(30)の姿も。二回に3点本塁打を浴びたときは悲鳴が漏れたが、その後は立ち直って七回まで投げた。2勝目はお預けとなったものの、追加点を許さなかった力投に声援が送られた。

 球場内のグッズ売り場には田中将投手のさまざまな商品が並んだ。ユニホームを購入したニューヨーク在住の会社員、高木裕一さん(29)は「重圧に負けず、日本のエースの力を示してほしい」と期待を寄せた。

 2003年4月、ヤンキースOBの松井秀喜氏が旧ヤンキースタジアムの本拠地デビュー戦で大リーグ初本塁打となる満塁弾を放った。そのときの試合を観戦した自営業ジノ・マレロさん(58)は「ゴジラの衝撃を忘れない。タナカも活躍して、ニューヨーカーに愛される選手になってほしい」と語った。(共同)

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2014年4月10日のニュース